静岡県西伊豆町
静岡県伊豆半島にある自然景観に恵まれた町で、水平線に沈む夕陽が町の誇り。堂ヶ島では、沖あいの島に干潮時の限られた時間にだけ歩いて渡ることのできる「トンボロ」という大変珍しい現象や、貴重な海底火山の噴出物を陸上で見ることができます。
日本一の夕陽で有名ですが、日本版「青の洞窟」といわれる「天窓洞(てんそうどう)」も人気のスポット。遊覧船に乗ると、天窓からの光で青く浮き上がる水面が神秘的です。
西伊豆にあるいくつもの漁港では、豊富な海の幸が水揚げされています。かつおやイカ、海藻類は、伝統ある郷土料理には欠かせない資源です。特にかつおは、他では見ることのできない伝統的な製法が受け継がれ、西伊豆の食文化を支えてきました。伝統を守りつつ、それを親しみやすい形にした商品も登場しています。
一方で山の幸にも恵まれており、豊かな森林から流れ出る清流ではワサビ栽培もおこなわれています。
西伊豆町のこだわりの逸品たち
【かつおのハラモジャーキー】
かつおの町ならではの珍味です。かつお1本に1つしかとれないはらも(トロ部分)を甘辛たれに漬け込み、さらに燻すことでスモーキーな香りに。少し炙るとさらに美味しくなります。
【かつおSPICE】
日本で唯一、西伊豆町でしか作られていない伝統的な保存食「潮かつお」を使用した、かつお節屋が作るスパイス調味料。かつお節の旨味と香りにガーリックが効いて、お肉料理にもよくあいます。
【多具里 (かつお塩辛&ガーリック)】
昔から同じ製法で作られてきたかつお塩辛を現代風にアレンジ。イタリアの家庭料理調味料バーニャカウダ風のソースに仕上げました。かつお塩辛の独特の旨味がいきたソースは野菜スティックやパスタ、肉料理や焼き魚にもよくあいます。
【堂ヶ島麦酒】
西伊豆町の青い海をイメージした苦みの少ないフルーティな『海の青』と、日本一の夕陽をイメージした香ばしさと程よい口当たりの『夕陽の赤』。是非飲み比べてみてください。